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おすすめ本

新書判 768ページ

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講談社刊「新・天文学事典」(2013)

定価2,520円

 天文学の最新の知見をまとめ,地球から宇宙全般にわたる宇宙像が得られるよう,包括的・体系的に理解できるように解説したもの。
 研究現場の熱気が感じられる熱い、厚い一書。写真版がカラーになったのも嬉しい。

 筆者は最後の18章「天文学の教育と普及」の『3.科学館とプラネタリウム』を担当。この章は松村雅文さん(香川大学)と黒田武彦さん(兵庫県立大学、西はりま天文台)との共同執筆。

 本書は監修者の谷口義明さん(愛媛大学)の強力な指導力とブルーバックス編集部の小澤さんの奮闘がなければ1年余の短期間に仕上げることはできなかったと思う。この種の事典にはどえらく労力がかかるもので、その後、お二人が虚脱感に襲われていないか、心配。こうした心血を注いだ一書だけに多くの方にご覧戴きたいと願うばかり。