岡山理科大学生物地球学部
2017年度 天文学概論Tの構成
回数 区分 授業題目 内容
1回 1 第1回 宇宙を構成する天体

各種天体について紹介し、本授業の全体を概観する。
教科書「新地学図表」
1.宇宙って、なに?
2.宇宙は爆発で誕生した?
3.銀河と銀河系
4.恒星と星間の物質
5.太陽系と惑星たち
2回 2 第2回 宇宙を見る目

宇宙観測・実験の手段である電磁波、その検出装置等について扱う。
1.電磁波、可視光線
2.望遠鏡発明以前の道具
3.望遠鏡の活躍
4.光検出、記録装置、電磁波検出装置
3回 3 第3回 宇宙観の変遷(1)古代から中世まで

地球中心説に基づく宇宙観を扱う。
1.天体とその現象の発見
2.地球中心説と機械的宇宙観の誕生
3.古代ギリシャの天文学、哲学
  −機械的宇宙観の誕生
4.古代エジプトの天文学
  −機械的宇宙観の完成
4回 4 第4回 宇宙観の変遷(2)近代から現代へ     
太陽中心説に基づく宇宙観を扱う。
0.学習指導要領の確認
1.地球中心から太陽中心へ
2.惑星運動と力学の誕生
3.太陽系から星の世界へ
4.銀河と銀河系の認識
5.宇宙膨張の発見
5回 5 第5回 課題演習(1)および中間試験(1)
1〜4回の内容を復習する。演習問題を解き、知識の定着化を図る。
1〜4回の内容について中間試験を行う。
1回〜4回までの本授業の内容を確認しておくこと(標準学習時間60分)
6回 6 第6回 宇宙が誕生した頃     
宇宙膨張、ビッグバン宇宙論を扱う。
1.宇宙の広がり − Mitakaを用いて
2.オルバースのパラドックス
3.宇宙膨張の発見
4.インフレーションとビッグバン
5.恒星・銀河の誕生
7回 7 第7回 銀河の誕生と進化     
銀河の種類、特性、誕生、進化などを扱う。
1.銀河とその誕生
2.ハッブル分類
3.銀河の発見−再見
4.各タイプの特徴
5.距離計測
6.銀河の集団
8回 8 第8回 銀河系を作る天体と構造     
銀河系の構造、構成天体、運動などを扱う。
1.銀河系概観
2.銀河系の構成天体と構造
3.銀河系の回転
9回 9 第9回 星の誕生

星間物質、恒星の誕生、主系列星などを扱う。
1.恒星とは?
2.なぜ光る?
3.星の誕生
4.誕生と進化の舞台
10回 10 第10回 星のいろいろとその進化

恒星の種類、分類、核反応、進化などを扱う。
0.星ってどんなもの?
1.恒星の名前、明るさ、等級
2.星の位置の表し方
3.恒星までの距離
4.色による分類(スペクトル型)
5.HR図
6.巨星、主系列星、わい星
11回 11 第11回 課題演習(2)および中間試験(2)

6〜10回の内容を復習する。演習問題を解き、知識の定着化を図る。
6〜10回の内容について中間試験を行う。
6〜10回の内容を確認しておくこと(標準学習時間60分)
12回 12 第12回 太陽系の姿

太陽系の構成天体、性質、運動、太陽の特徴などを扱う。
1.太陽系のメンバー
2.太陽
3.黄道面と太陽系の立体構造
4.太陽からの距離
5.ケプラーの法則
13回 13 第13回 惑星のいろいろ

各惑星や小天体の特徴、性質、運動などを扱う。
1.惑星の分類
2.地球型惑星
3.木星型惑星
4.氷惑星(天王星型)
5.惑星の公転・会合周期
6.ケプラーの法則(再)
14回 14 第14回 地球とその運動

天体としての地球、公転、自転、月、潮汐などを扱う。
1.丸い地球
2.自転とそれに伴う見かけの動き
3.公転とそれに伴う見かけの動き
4.太陽の季節変化
5.星座の季節変化
6.自転しながら公転する地球
15回 15 第15回 課題演習(3)および中間試験(3)

12〜14回の内容を復習する。演習問題を解き、知識の定着化を図る。
12〜14回の内容について中間試験を行う。
12〜14回の内容を確認しておくこと(標準学習時間60分)
16回 16 最終評価試験を行う