第11回天体スペクトル研究会 開催要綱

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            第11回天体スペクトル研究会のご案内(第2報 2006.2.9)

                                          実行委員会委員長 西村昌能

 天体スペクトルに興味をお持ちの方、学校などで天体スペクトルを教えている方、天体スペクトルを研究している方等を対象に第11回目の研究会を開催いたします。皆様方のご参加をお待ちしております。

 今回は、国内最大の口径2m望遠鏡を設置し、その分光器の活躍が期待される西はりま天文台を会場にお借りすることになりました。初日の夜に、なゆた分光器を利用した初心者向け分光観測実習を行う予定をしています。今回のメインテーマは「中低分散分光器を利用したサイエンス」です。なゆた分光器を主役にして、今後、低分散分光器でできるサイエンスを初心者の方々にもわかるように実習をやりながら勉強していくというものです。もちろん、高分散分光での研究発表や教育に関する取組の発表についても歓迎します。

                     <開催要項>
●日時:2006年3月4日(土)午後1時から5日(日)午後1時30分
●会場:西はりま天文台 兵庫県佐用郡佐用町西河内407-2 http://www.nhao.go.jp/
●費用: 参加費 2000円(集録制作費、同郵送費、会場費など)
      宿泊代 家族ロッジ (5人部屋) 8400円/室+シーツ代250円
      宿泊費は宿泊者数で変動します。(相部屋を調整しますので安くなりそうです。)
      食 費: 朝食 600円程度 ,昼食800円程度 夕食1000円程度 懇親会 2000円程度
●交通:鉄 道・・・JR姫新線 姫路駅-佐用駅(1時間15分)、
            智頭急行 上郡-佐用(20分)、JR特急スーパーはくと大阪-佐用(1時間30分)
●発表・参加申し込み: 以下のフォーマットにて電子メールでお申し込み下さい。
  電子メール: spec11@bao.go.jp
●申し込み期限: 発表−2月17日(金)、 参加−2月25日(土)
● 申し込みフォーマット
1)お名前と性別 :
2)講演・発表の有無 口頭・ポスターの別:
3)演題・タイトル :
  液晶プロジェクタ以外を希望の方は、連絡してください。
4)所属 :
5)連絡用電子メール(申し込み時のアドレスと異なる場合) :
6)参加日程 4日のみ 5日のみ 両日 
7)宿泊 希望する。 希望しない。
8)初日 夕食 懇親会 二日目 朝食 昼食 
9)会場へは 自家用車 列車

現在までの発表予定:
「なゆた分光器の紹介と活動銀河の観測」尾崎忍夫
「Be型星プレオネの新円盤形成の始まり−なゆた望遠鏡での発見」
 片平順一・鳴沢真也・尾崎忍夫・井上和俊・川端善仁・定金晃三・平田龍幸
「短周期脈動星を含むアルゴル系の組成調査 〜なゆた望遠鏡初成果〜」
 鳴沢真也・尾崎忍夫・神戸栄治・定金晃三
「なゆた望遠鏡での分光OSETI(光学的地球外知的生命探査)」
鳴沢真也・森本雅樹
「西はりま低分散分光器NILSによる科学と教育活動」時政典孝
「米子高専の太陽彩層速度場観測望遠鏡を用いたプロミネンスの振動・波動現象
の研究」竹内彰継
「高校生による高分散太陽分光観測と観測支援太陽望遠鏡」西村昌能
「分光から何がわかる? −分光術の基本に返って−」加藤賢一
「なゆた望遠鏡を用いた次期小惑星探査候補小惑星、近地球型小惑星、
 及び、ベスタ族小惑星の可視分光観測計画」(ポスター)長谷川 直 
などです。

●実行委員会構成
委員長 西村昌能(京都府立洛東高校)
委員  加藤賢一(大阪市立科学館)
同   片平順一(堺市立教育センター)
同   井上和俊(大阪府立箕面高校)
同   川端哲也(美星天文台)
同   鳴沢真也(西はりま天文台)
同   河北秀世(京都産業大学)
顧問  定金晃三(大阪教育大学)

●共催団体(順不同、予定含む)
     西はりま天文台(兵庫県)
     綾部市天文館(京都府)
     大阪市立科学館(大阪府)
     かわべ天文公園(和歌山県)
     ぐんま天文台(群馬県)
     美星天文台(岡山県)
     みさと天文台(和歌山県)