電気科学館プラネタリウムの地上風景シルエット
 ドームは円筒状の壁面の上に乗っているような形に作られていて、壁面上部はスクリーンとの間に50cm程度の幅があり、そこに照明用ランプが多数配置されていた。そのスクリーン下部には地上風景がシルエット状に切り取られていて、屋根部との間の通気口の役目と果たすと共にランプの反射板ともなっていた。
 佐藤明達さんは毎回、必ず、そこに描かれた大阪城や通天閣や港の発電所の煙突群などの名所をやや鼻にかかった声で紹介していたから、こちらも覚えるともなく覚えてしまった。生駒山や葛城山など高校の歴史や古典の授業に登場する地名や、反射望遠鏡用の鏡を研磨するのに使う金剛砂がとれる金剛山なども登場し、確かに異国の上方へやってきたのだという感慨を覚えた。
(2023.2.16.加藤)
1.N.194009
 
 
1.北 中央やや左の時計が真北。 左支柱の間に見える塔が朝日新聞社屋と屋上の飛行塔
2.NE
 
3.NE-2
2.北東 1の右端がこの2の中央。北摂の山々 3.北東−2 2に続く。大阪城。
   右端がほぼ真東で、生駒山
 
 
4.南東 プラ中央左横の塔が見えるのが生駒山 右端に葛城山、金剛山
 
 
5.南西 4との間にギャップがある。左端に通天閣、横のビルは高島屋。中央平坦部は大阪港
 
 
6.北西 5との間に少しギャップあり 左端は大正区だったか、川口あたりだったかの火力発電所のお化け煙突(方向により本数が違って見える) 中央部が六甲山 右端に朝日新聞社   7.北北西 六甲山 朝日新聞社屋